新潟県 新発田市しばたし

プロジェクト詳細

　

　オークラホテル、サッポロビール、大成建設、東京経済大学などの創設に関わり、近代日本の礎を築いた本市出身の実業家・大倉喜八郎が建築した「蔵春閣（ぞうしゅんかく）」が令和5年に（公財）大倉文化財団から当市に寄贈され、JR新発田駅前の「東公園」に移築されました。そこで、「困難にもひるまず・立ち止まらず・難局を突破する」という大倉喜八郎の「進一層（しんいっそう）」の精神で地方創生に取り組み、同施設の移築・復元を契機に新発田駅前エリアの活性化を図ります。

　

蔵春閣を核とした誘客・回遊促進

　

　蔵春閣を、周辺に点在する観光施設や歴史的景観を残す魅力的なスポットとの線的・面的な繋がりを作るプラットフォームとして、飲食や消費喚起による経済波及効果を創出します。
事業例：周辺の観光施設や民間団体と連携した人の流れを創出するイベントの開催、飲食店と連携した飲食プランの企画・運営

　

大倉喜八郎スピリット「進一層」の伝承事業

　

　実業家・大倉喜八郎の精神をこれから新発田で起業を目指す市民や子どもたちへ伝承する場を創出します。
事業例：市内企業等の経営者等による創業塾の開催、小中学校の社会科や総合学習等の授業の一環として「蔵春閣」の見学等の実施

　

蔵春閣の復元・公開を契機とした情報発信

　

　官民連携により、市内外問わず幅広い年代の方へ蔵春閣や大倉喜八郎についての情報を発信することで、本市への誘客を図るほか、リピーター獲得に向けた取組を推進します。
事業例：まちづくり団体と連携したSNSでの情報発信、インフルエンサーを活用した市内外へのブログ形式による情報発信

　

寄附で得られるベネフィット

　

• 市広報誌「広報しばた」への掲載

• 市ホームページへの掲載

• お礼状（和紙）の送付

　　

---

ご注意

※ベネフィットはご希望される企業様に対し実施するものであり必須ではございません。

　

市長からのメッセージ

　本市では、「住みよいまち日本一　健康田園文化都市・しばた」を将来都市像に掲げ、「健康長寿」「少子化対策」「産業振興」「教育の充実」の４つの視点によるまちづくりを進めています。
　この将来都市像には、進行する人口減少にしっかり正対しながら、地方創生に向けた取組を通じて、より魅力的な「選ばれるまち」を目指す想いが込められいます。
　官民連携による地方創生への取組を展開する中で、企業版ふるさと納税を通じて、公共交通や企業創業支援など、生活や経済の要となる事業の充実を図るとともに、市街地の賑わいづくりに向けた取組を展開してまいります。
　今後も、引き続き「住みよいまち日本一」を目指し、現在の市民はもとより、将来の市民にも責任を持った持続可能なまちづくりを進めていくにあたり、本市の地方創生に向けた取組について、何卒御支援賜りますよう心からお願い申し上げます。