【富岡市】富岡製糸場保存整備事業
ふるさと貢献 SDGs/CSR 応援寄附 産業 文化 地域活性化 おすすめ
SDGs
プロジェクト詳細
富岡製糸場は、日本における器械製糸業の発展を促進した模範工場であり、現存する官営工場として唯一完全な姿を留めている、歴史的・文化的価値を有する産業遺産です。
当市では2012年(平成24年)に「史跡・重要文化財(建造物)旧富岡製糸場整備活用計画」を策定し、歴史ある建造物の保存整備を計画的に実施しています。富岡製糸場は、2014年(平成26年)に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録され、同年12月には製糸場内にある「繰糸所」「東置繭所」「西置繭所」の3棟が群馬県で初となる国宝に指定されました。
登録直後は年間100万人以上の来場者を迎え、その後は減少傾向が続いていたものの、中長期で進めていた整備費用は施設見学料で賄ってきました。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて来場者が激減し、先が見通せない状況が続いています。
そこで継続的な事業運営に必要な財源を確保するため、企業版ふるさと納税を活用して広く寄附を募ることとしました。当市の責務でもある貴重な歴史遺産の保存整備に、お力添えいただければと存じます。2012年に策定された「旧富岡製糸場 整備活用計画」では、製糸場が重ねてきた歴史とシステムを保存管理し、システム重視の整備を行うとともに、内部や資料を公開することで製糸場が持つ多様な価値を最大限に引き出すことを目指しています。
将来的には、日本近代産業の礎となった「ものづくり」の精神を後世へ伝えることをコンセプトに、展示・公開に加え、研究や教育の場としての活用も目指しています。ほかにも、市民の交流の場に活用するなど、まちの活性化にもつなげたいと考えています。
担当の声
富岡製糸場が重ねてきた歴史とシステムを重視した保存整備事業を着実に進め、同施設が持つ多様な価値と魅力を広く発信していきます。「富岡の宝」を「世界の宝」にし、富岡製糸場の歴史と価値を未来へつなぐため、皆様からのご支援をお待ちしています。
寄附で得られるベネフィット
【300万円〜の寄附】
- 善行表彰に推薦
【100万円〜の寄附】
- 寄附受納式
【10万円〜の寄附】
- 市ホームページ・広報掲載
ご注意
※ベネフィットの内容は、新型コロナウイルス感染症の状況等により変更する場合がございます。
※ベネフィットはご希望される企業様に対し実施するものであり必須ではございません。
市長からのメッセージ
富岡市では、まちの将来像として「世界遺産にふさわしいまちとみおか」を掲げています。本市の市民と行政は、世界遺産・国宝である富岡製糸場を誇りに、人類共有の宝として守り続けるとともに、世界遺産が存在するにふさわしいまちを次世代に継承していく責務を負っています。しかしながら、富岡製糸場内には100を超える建造物が保存されており、本市だけではこれらすべてを保存修理し維持継承することは大変厳しい状況です。世界遺産、国宝・重要文化財、史跡である富岡製糸場を未来へ維持継承する取り組みにご協力を賜れれば幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。