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寄贈とは?寄付・寄附・贈呈との違いや企業が行う寄贈の具体例をわかりやすく解説

「図書館に本を寄贈する」「学校に楽器を寄贈する」など、「寄贈」という言葉は日常でもよく目にしますが、「寄付」や「贈呈」との違いを正確に説明できる方は多くありません。似た言葉でありながら、対象や使う場面には明確な違いがあります。

使い方を誤ると、意図が正しく伝わらないだけでなく、フォーマルな場面で失礼にあたることもあります。本記事では、寄贈の意味や基本的な考え方から、寄付・寄附・贈呈との違い、企業が行う寄贈の具体例、マナーと伝え方、税務上の取り扱いまでをわかりやすく解説します。

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寄贈とは?意味と基本的な考え方

まずは「寄贈」という言葉の意味と、基本的な考え方から確認していきましょう。

寄贈の定義

寄贈とは、物品を無償でおくり与えることを指す言葉です。金銭ではなく「モノ」を贈る行為に限定して使われる点が大きな特徴です。特に、学校や図書館、病院、公共施設といった公共性の高い組織に対して物品を提供する場面で使われることが多く、個人間のちょっとした贈り物には通常使われません。

「寄贈」という言葉には、贈る側の善意や社会貢献の意識が込められている点も特徴のひとつです。単なる物のやり取りではなく、受け取る側の活動を支えるという目的意識が背景にあります。

日常生活で「寄贈」という言葉を目にする機会は決して多くありませんが、学校の卒業記念品、地域の公共施設に置かれた記念プレート、図書館の蔵書に貼られた寄贈者名のシールなど、実は身近なところに数多く存在しています。

こうした事例を意識してみると、寄贈という行為が社会のさまざまな場面を支えていることが実感できるでしょう。

具体的な使用例

寄贈のもっとも典型的な例が、図書館への本の提供です。読み終えた本や、自社で制作した出版物を図書館に贈るケースは、寄贈の代表的な形といえます。

このとき、「図書館へ本を寄付した」という表現を使ってしまう方も少なくありませんが、対象がモノである以上、正しくは「寄贈した」と表現するのが適切です。このほか、企業が自社製品を福祉施設に提供する、卒業生が母校に楽器や図書を贈る、といったケースも寄贈にあたります。

いずれも、金銭ではなく形のある物品を無償で提供するという共通点があります。近年では、企業が自社の技術やノウハウを活かして製作した設備を地域施設に贈る、といった形の寄贈も増えています。

単に物を提供するだけでなく、その物品が受け取り手の活動をどのように支えるかまで考えて贈ることが、寄贈をより意味のあるものにするポイントといえるでしょう。

「贈呈」との違い

「寄贈」とよく似た言葉に「贈呈」があります。両者は対象がモノである点では共通していますが、贈る相手や場面のニュアンスに違いがあります。寄贈は、困窮している人や、支援を必要とする団体・施設に対して物品を無償で提供する際に使われることが多い言葉です。

社会貢献としての性格が強いのが特徴です。一方、贈呈は、目上の相手や、功績を称えたい相手に対して敬意を込めて物品を差し上げる際に使われます。表彰式で記念品を渡す場面などが典型例です。

つまり、寄贈は「支援・貢献」のニュアンスが強く、贈呈は「敬意・祝意」のニュアンスが強いという違いがあると理解しておくとよいでしょう。

もっとも、この使い分けは厳密な法律用語というよりも、慣用的な言葉のニュアンスによるところが大きく、実際には文脈によって重なり合う場面もあります。迷った際は、贈る相手が「支援を必要としているか」「敬意を示したい相手か」という観点で考えると、判断しやすくなるでしょう。

「寄贈」と「贈呈」、「寄付」「寄附」の違い

「寄贈」「贈呈」「寄付」「寄附」は、いずれも何かを贈る行為を表す言葉ですが、対象や使われる場面が異なります。ここで整理しておきましょう。

対象がモノか金銭かの違い

これらの言葉を区別するもっとも基本的なポイントは、贈る対象が「モノ」か「金銭」かという点です。寄贈は、団体や公共施設などに対して物品を贈ることを指す言葉であり、対象はあくまで形のある物です。図書、備品、設備などが典型例です。

一方、寄付・寄附は、金銭を無償で提供する行為を指すのが基本です。ふるさと納税や災害支援募金など、私たちが「寄付」という言葉を使う場面の多くは、金銭のやり取りを伴っています。

なお、贈呈は寄贈と同じくモノを対象としますが、個人や特定の相手に敬意を込めて贈るという点で、寄贈とはニュアンスが異なります。対象がモノか金銭かに加えて、贈る相手や意図によっても言葉の使い分けが必要になるのです。

たとえば、企業が被災地に食料品を送る場合は「物資を寄贈する」、義援金を送る場合は「義援金を寄付する」というように、同じ被災地支援であっても、対象がモノか金銭かによって使う言葉が変わります。

なお、企業版ふるさと納税においてモノを自治体に寄附する場合は、「寄贈」という表現ではなく「物納(物品寄附)」という表現をします。

文章やプレスリリースを作成する際は、この違いを意識して言葉を選ぶことが、正確な情報発信につながります。

法令・公用文での「寄附」の使われ方

「寄付」と「寄附」は、意味としてはほぼ同じ金銭の提供を指しますが、使われる場面によって表記が使い分けられる傾向があります。法令や公的な文書、税制に関わる手続きでは「寄附」という表記が使われるのが一般的です。

たとえば所得税法上の「寄附金控除」や、地方公共団体への「ふるさと寄附」といった制度上の名称には「寄附」の字が使われています。これは、「寄附」がもともとの法律用語としての表記であり、行政・法律の分野ではこの表記が正式なものとして定着してきた経緯があるためです。

自治体が発行する広報物や、寄附受領証明書、確定申告に関する国税庁の案内文書などでも、一貫して「寄附」という表記が使われています。制度の名称や申請書類を確認する際は、この表記の違いを念頭に置いておくと、必要な情報を探しやすくなるでしょう。

日常での使い分け例

一方、日常会話やニュース、SNSなどのカジュアルな文脈では「寄付」という表記が広く使われています。「災害義援金に寄付する」「クラウドファンディングで寄付を募る」といった表現が代表例です。

まとめると、対象がモノであれば「寄贈」、金銭であれば日常的な文脈では「寄付」、法令や制度に関する正式な文脈では「寄附」と使い分けるのが基本的な考え方です。

厳密なルールとして明文化されているわけではありませんが、フォーマルな文書を作成する際や、行政・税務に関わる内容を扱う際には、こうした使い分けを意識しておくと、より正確で信頼感のある表現になります。

企業の広報担当者や経理担当者にとっては、社内文書では「寄付」、税務申告や自治体とのやり取りに関する文書では「寄附」というように、場面ごとに表記を統一しておくと、社内外でのコミュニケーションがより円滑になるでしょう。

企業が行う寄贈の具体例

企業が行う寄贈には、どのような形があるのでしょうか。代表的な3つのパターンを紹介します。

物品寄贈

企業による寄贈としてもっとも一般的なのが、物品の寄贈です。自社で製造・販売している製品を、福祉施設や学校、被災地の支援団体などに無償で提供するケースが代表的です。

食品メーカーが余剰在庫の食品を子ども食堂に提供したり、アパレル企業が衣料品を支援団体に贈ったりする取り組みは、その一例といえます。自社製品に限らず、社内で不要になったパソコンやオフィス家具などを、地域のNPOや教育機関に寄贈する企業も見られます。

自社の事業内容を活かした物品寄贈は、企業の強みを社会貢献に結びつけやすい取り組みのひとつです。物品寄贈は、金銭による寄付に比べて実施のハードルが低いという利点もあります。

自社に在庫や余剰品がある場合、それを活用する形で始められるため、社会貢献活動にはじめて取り組む企業にとっても着手しやすい方法だといえるでしょう。

施設・設備の寄贈

企業が地域や施設に対して、建物や設備そのものを寄贈するケースもあります。たとえば、地域の公共施設に空調設備や遊具を寄贈する、学校の体育館に設置する備品一式を寄贈するといった事例が挙げられます。

単発の物品提供に比べて金額規模が大きくなる傾向があり、企業のブランドイメージや地域との関係強化にもつながる取り組みです。

こうした施設・設備の寄贈は、企業の本業と直接関わりがなくても実施できる点が特徴で、地域貢献の一環として、創業〇周年などの節目にあわせて実施する企業も見られます。

施設・設備の寄贈は金額規模が大きくなりやすい分、事前に自治体や施設管理者との調整が必要になる点にも注意が必要です。設置スペースの確保や、その後の維持管理を誰が担うかといった点まで含めて、事前にすり合わせておくことが、円滑な寄贈につながります。

奨学金や図書の寄贈

教育分野での寄贈として代表的なのが、奨学金や図書の寄贈です。大学や専門学校に対して奨学寄附金を提供し、学生の学びを資金面から支援する取り組みは、多くの企業が実施しています。また、企業が刊行した書籍や、業務に関連する専門書を大学図書館・公共図書館に寄贈するケースも一般的です。

自社の事業分野に関連した知見を書籍という形で社会に還元することは、企業の専門性を活かした社会貢献のあり方のひとつといえます。教育機関への寄贈は、長期的な人材育成への貢献という観点からも、企業にとって意義のある取り組みです。

奨学寄附金の使途は、大学側の裁量に委ねられる場合が一般的ですが、企業によっては特定の研究分野や、自社の事業と関連するテーマの研究を指定して寄附するケースもあります。

将来的な産学連携や人材採用につながる可能性もあり、教育分野への寄贈は単なる社会貢献にとどまらない広がりを持っています。

寄贈・寄付を行う際のマナーと伝え方

寄贈や寄付を行う際には、金額や物品の価値以上に、伝え方やマナーが重視される場面があります。基本的な作法を押さえておきましょう。

目録・御礼状の書き方

フォーマルな寄贈を行う際には、贈る品目や目的をまとめた「目録」を用意するのが一般的です。目録は奉書紙や白い厚手の紙を用い、三つ折りにして作成するのが基本的な形式です。

右側に「目録」または「贈」の文字、中央に贈る品目・数量・目的、左側に日付と贈り主・受取人の名前を縦書きで記すのが伝統的な作法とされています。筆ペンや毛筆を用いるとより丁寧な印象になります。

金銭を贈る場合は、金額の下に「圓也」と記し、後から書き換えられることを防ぐために漢数字の大字(壱・弐・参など)を用いる慣習があります。こうした形式を踏まえることで、贈る側の誠意がより伝わりやすくなります。

水引についても、繰り返し起こってほしい慶事という意味を込めて「蝶結び」を用いるのが一般的です。結び切りの水引は弔事や一度きりであってほしい出来事に使われるため、寄贈のようにお祝いや継続的な支援を表す場面では、蝶結びを選ぶのが基本的なマナーとされています。

贈呈式でのマナー

目録を用いた贈呈式では、渡し方にも一定の作法があります。目録はふくさに包んで持参し、白木台やひろぶたに乗せて、相手の正面に向けて差し出すのが正式な作法とされています。手渡しの際は一言、寄贈の趣旨や込めた思いを簡潔に伝えると、より丁寧な印象を与えられます。

なお、目上の相手に贈る場合は「進呈」、目上の立場から目下の相手に贈る場合は「贈呈」という言葉が使われる傾向があり、式典での挨拶文などを用意する際は、こうした言葉の使い分けにも配慮するとよいでしょう。

贈呈式には、寄贈する企業側の代表者だけでなく、受け取る施設や自治体の代表者も同席するのが一般的です。式典の進行や挨拶の順序についても事前に打ち合わせをしておくと、当日をスムーズに進行できます。

寄贈品の使い道を明確にする重要性

寄贈や寄付を受けた側は、寄附受領後できるだけ早く、目安として2日以内程度にお礼状を送付するのが望ましいとされています。お礼状には、頭語・結語といった形式に加えて、寄贈への感謝の意、寄贈品や寄付金をどのように活用する予定かという使途の説明を盛り込むのが一般的です。

寄贈品の使い道を具体的に伝えることは、贈った側の満足感を高めるだけでなく、今後の継続的な支援関係を築くうえでも重要な要素です。使途が不透明なままでは、寄贈する側の善意が正しく評価されにくくなってしまうため、受け取る側の説明責任も忘れてはならないポイントといえます。

企業から寄贈を受けた自治体や施設の中には、活用状況を写真付きで報告書にまとめたり、広報誌やウェブサイトで紹介したりするところもあります。こうした継続的な報告は、寄贈した企業にとっても、自社の取り組みが実際にどのように社会に役立っているかを確認できる貴重な機会となります。

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寄贈・寄付の税務上の取り扱い

寄贈や寄付を行う際には、税務上どのような扱いになるのかも気になるところです。個人・法人それぞれの基本的な仕組みを見ていきましょう。

個人が行う寄付金控除の基本

個人が国や地方公共団体、認定NPO法人、公益社団法人などに寄付をした場合、確定申告を行うことで「寄付金控除」の適用を受けることができます。控除の方式には「税額控除」と「所得控除」の2種類があり、どちらか有利な方を選択できます。

認定NPO法人などへの寄付の場合、税額控除は「(寄付金額-2,000円)×40%」で計算され、所得税額の25%相当額が上限です。所得控除は「寄付金額-2,000円」を所得から差し引く方式で、所得金額の40%相当額が上限とされています。

いずれの方式で控除を受ける場合も、確定申告が必要になる点は共通しています。寄付先から発行される受領証明書を保管し、申告の際に必要書類として提出することが求められます。

なお、寄付金控除の対象となるのは、国や地方公共団体、認定を受けたNPO法人や公益法人など、一定の要件を満たす団体への寄付に限られます。個人が任意の団体に寄付をした場合でも、寄付先が対象要件を満たしていなければ控除を受けられない点には注意が必要です。

寄付を行う前に、寄付先が控除の対象団体に該当するかを確認しておくとよいでしょう。

法人が行う寄付金の損金算入の基本

法人が寄付を行った場合は、支出した寄付金の一定額を「損金」として算入できる仕組みがあります。寄付金は大きく5つの区分に分かれており、国・地方公共団体への寄付や、国宝の修復・国立大学の研究支援といった指定寄付金は、全額を損金に算入することができます。

一方、認定NPO法人や特定公益増進法人への寄付は「特別損金算入限度額」の枠内で、それ以外の一般の寄付金は、より限度額の小さい「一般損金算入限度額」の枠内で損金算入が認められています。それぞれの限度額は、資本金の額と所得金額をもとに、一定の算式で計算される仕組みです。

企業が寄付を行う際は、寄付先がどの区分に該当するかを踏まえて、損金算入の可否を確認しておく必要があります。限度額を超えて寄付をした場合、その超過分は損金には算入できず、税務上は経費として認められないことになります。

企業が寄付を行う際は、単に社会貢献の意義だけでなく、自社の資本金額や所得金額に応じた損金算入限度額を事前に把握したうえで、寄付額を検討することが望ましいでしょう。

企業版ふるさと納税との違い(経済的利益の禁止)

ここまで見てきた個人の寄付金控除や法人の損金算入は、あくまで「金銭による寄付」を前提とした一般的な税務上の取り扱いです。

これに対して、企業が自治体の地方創生プロジェクトに寄附を行う「企業版ふるさと納税」は、税額控除と損金算入をあわせて活用できる特別な制度である一方、寄附の代償として経済的な利益を受け取ることが法律で禁止されている点で、通常の寄付とは大きく異なります。また、寄附の方法も現金に限られず、自治体が受け入れを表明しているプロジェクトであれば、備品や設備などを提供する「物納(物品寄附)」という形での寄附も選択できます。 

補助金の交付や、入札における優遇、市場価格を下回る価格での財産の譲渡といった見返りを受けることは認められておらず、あくまで地域への貢献を目的とした寄附であることが前提とされています。この点は、寄贈や通常の寄付にはない、企業版ふるさと納税ならではの特徴といえるでしょう。

感謝状の贈呈や広報での紹介、銘板の設置といった、社会通念上妥当な範囲でのお礼は認められていますが、金銭的な見返りを期待した寄附は制度の趣旨に反することになるため、活用を検討する際はこの前提を正しく理解しておくことが重要です。

関連ページ:企業版ふるさと納税で物納はできる?活用するメリットや事例を紹介

関連ページ:企業版ふるさと納税の禁止事項とは?経済的利益の提供禁止の範囲と違反時のリスクを解説

企業の社会貢献の選択肢としての企業版ふるさと納税

ここまで、物品を贈る「寄贈」を中心に見てきましたが、企業が社会貢献に取り組む方法は、モノの提供だけにとどまりません。

モノの寄贈と金銭による社会貢献の違い

物品の寄贈は、自社の事業内容や在庫状況に応じて実施できる、取り組みやすい社会貢献の形です。一方で、寄贈できる物品には自社の事業領域という制約があり、地域が本当に必要としている支援と、企業が提供できる物品が必ずしも一致するとは限りません。

これに対して、金銭による社会貢献であれば、支援先の自治体やプロジェクトが抱える課題に応じて、より柔軟に資金を活用してもらうことができます。物品の寄贈と金銭による支援は、どちらが優れているというものではなく、それぞれの特性を理解したうえで、目的に応じて使い分けることが大切です。

たとえば、被災地への緊急支援であれば、必要な物資を直接届けられる物品の寄贈が効果を発揮する場面もあります。一方、中長期的な地域課題の解決を目指す場合は、自治体が状況に応じて柔軟に予算配分できる金銭的な支援の方が、実効性の高い成果につながりやすいケースもあります。

企業版ふるさと納税を活用した地域貢献と税負担軽減

金銭による地域貢献の選択肢のひとつが「企業版ふるさと納税」です。国が認定した地方創生プロジェクトに企業が寄附を行うことで、地域が抱える課題の解決を資金面から支援できる制度です。寄附は金銭が基本ですが、自治体が受け入れを表明していれば、備品や設備などを提供する物納による寄附も可能です。

寄附を行った企業は、法人関係税から税額控除を受けられ、損金算入とあわせて寄附額の最大約9割にあたる税負担の軽減効果が期待できます。物品の寄贈のように継続的な在庫や物流の負担が発生しない点も特徴のひとつです。

寄附先は自社の本社所在地以外の全国の認定プロジェクトの中から、自社の経営理念やCSR方針に合った取り組みを選ぶことができるため、寄贈とはまた違った形での地域貢献を実現できます。

物品の寄贈が「モノを通じた具体的な支援」であるのに対し、企業版ふるさと納税は「資金を通じた課題解決への貢献」を基本としつつ、自治体が認める事業であれば物納という形で「モノ」を届けることができます。自社がすでに物品寄贈などの社会貢献活動に取り組んでいる場合でも、企業版ふるさと納税を組み合わせることで、支援の幅をより広げることができるでしょう。

関連ページ:企業版ふるさと納税で物納はできる?活用するメリットや事例を紹介

専門プラットフォームを利用した手続き効率化

企業版ふるさと納税を活用する際は、寄附先自治体・プロジェクトの選定や必要書類の準備など、いくつかの手続きが発生します。はじめて活用する企業や、担当者が他の業務と兼務でこれらの対応にあたる企業にとっては、こうした手続きの負担が導入のハードルになることも少なくありません。

そうした場合に活用したいのが、専門プラットフォームです。専門プラットフォームでは、企業の意向に合った寄附先のマッチングから必要書類の準備まで、手続きのサポートを一括して受けられます。

担当者の工数削減や手続きミスの防止につながるため、寄贈や寄付を通じた社会貢献の幅を広げたい企業にとって、有効な選択肢のひとつとなるでしょう。

関連ページ:企業版ふるさと納税の仕組みとは?利用がおすすめの企業の特徴を解説!

まとめ

本記事では、寄贈の意味や基本的な考え方から、寄付・寄附・贈呈との違い、企業が行う寄贈の具体例、マナーと伝え方、税務上の取り扱いまでを解説しました。

寄贈はモノを通じた社会貢献の代表的な形ですが、企業版ふるさと納税のような金銭による支援と組み合わせることで、より幅広い形で地域や社会に貢献することができます。自社に合った社会貢献のあり方を検討する際の参考として、本記事の内容をお役立ていただければ幸いです。

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